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目指せ!毎日!(既に毎日じゃありませんv

2008年08月21日 19:59

本日はポケモンで。

うーん、シロヒカのような、ヒカリ→○○○○○のような(何だそりゃ

まぁ読んだ人が勝手に深読みしてくれれば良いやな感じで(私が


「昔の話なんだけどね」

時々、少女はぼんやりと、少し虚ろな眼で自身の幼い頃の話をする。

「小っちゃい頃、よくシンジ湖に遊びに行ってたの。シンジ湖。シロナさんなら知ってるよね?あの湖、底が見えるくらい水が透き通っていて綺麗なんだ」

シンオウ地方の、3つの湖。まるでテンガン山を囲むように存在するそれらには、神話にも伝わる神と呼ばれる存在が眠っているとも言われている──言われていた。
シロナも、神話研究者として湖を調べたのも一度や二度では無く、シンジ湖にも何回か足を運んだ事がある。

「それで、その湖にはよくね、不思議なポケモンが居たの」

シロナが少女の髪を優しく梳いてやると、擽ったそうに微笑んだ。

「そのポケモンは小さくて、身体は透き通っていて、湖の上にふよふよ浮いていて……でも私の話す言葉は解るみたいで、よく一緒に遊んでいたんだ」

「遊んでいた?」

シロナは此処で初めて、少女の話に疑問を投げ掛けた。

「うん、遊んでいたの。鬼ごっこしたり、かくれんぼしたり」

記憶を辿るように、懐かしそうな顔を見せる少女。
何処か、遠い──

「……そのポケモンは、今は何処で如何しているのかしらね」

少女から眼を逸らし、窓の外を仰ぎ見た。
雲一つ無い、青い空。

「……居るよ」

空気に溶け込むような、少女の呟き。

「え?」

視線を戻すと、少女の薄い笑顔。

「居るよ、その子は。私の直ぐ傍に」


私の直ぐ傍に。


その言葉が妙に耳に残って、それでもシロナは口角を持ち上げて、

「そう」

とだけ応えた。


静かな、午後だった。



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