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毎日頑張れ。

2008年08月24日 21:57

ある意味自分へのエールです。はあ(溜息

今日はポケモン。
アップルパイ食べたいなぁ。

只アップルパイを食べているお話です。
深い意味は無い。



少女は甘い香りと共に訪ねて来た。
「良い匂い。何?」
「えへへ、此れ」
そう言って少女は得意気に持っていた包みをシロナに差し出した。シロナはそれを受け取ると、少女の期待の眼差しの前で中を開いた。
「わ、此れ……アップルパイ?」
包みの中には出来上がってから間も無いと思しきアップルパイが入っていた。まだ温かいところを見ると、大急ぎで持ってきたのだろう。
「うん」
満面の笑みで頷く少女。
「ママと一緒に作ったの。出来上がったのを早くシロナさんに食べて貰いたくて」
「それで態々……有難う、ヒカリ」
頭を撫でてやると、少女は照れくさそうに頬を染めた。
「じゃあ早速、食べさせて貰おうかな」
少女を部屋の中に招き入れ、お茶を用意すると卓袱台を囲って改めてアップルパイの包みを開いた。
「美味しそう…」
「林檎を沢山使って、少し甘めに作ってみたの」
シロナさん、何時も頭使うと疲れるって言ってたでしょ、と少女は小首を傾げる。
「へえ~」
頷きながらシロナはアップルパイを一切れ手に取り、
「それじゃ、頂きます」
ぱくり、と噛み附いた。
「如何?シロナさん」
「ん~」
もくもく咀嚼し、ごくりと飲み込むと、
「ん、美味しい~」
至福の表情で応えた。
「林檎の甘味が活きていて、凄く美味しいわ」
「本当?良かった~」
少女は安堵の笑みを浮かべ、
「実はね、此れ、殆ど一人で作ったんだ。ママには処々見てもらったくらいで」
でも自信が無かったから、さっきはママと一緒に作ったって言っちゃったの、と舌を出した。
「何だ、そうだったの」
別に気にする事無いのに、とシロナはもう一口頬張る。
「うん、でも好きな人に初めて自分の作った物を食べて貰うのって、やっぱり緊張するから」
ぽす、と頭をシロナの肩に乗せて呟いた。
「そんなものかしら」
シロナは一切れ平らげ、もう一切れ手に取った。
「そんなものなの」
にっこり笑いながら、シロナの頬に軽くキスした。

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