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そろそろPC直しに……行けると思う、多分。

2008年09月05日 17:26

早く復活してくれないと、次の更新に、と書き上げた小説が好い加減発酵しちゃうよ……!
バニー完結編とか、NMHとか、シロヒカが。


で、またNMHだよん(←だよんってお前
やっぱり、ゆるーいほのぼのを書くのが一番気が楽で良いですね。
……NMHにほのぼのを求める時点で(色んな意味で)方向性が180度間違っているのは自分が一番よく知っているので、この辺はスルーで宜しく。


つーか後で読み直したら微妙にほのぼのと違う……今回の小説……orz


「にしても何時喰っても不味いな、此れは」
もそもそと固形食を頬張りながら、彼女はぼやいた。
「だったら無理して食べなくても良いのよ?」
別に貴女の為に持って来ている訳じゃ無いんだし。ぱくり、と女は最後の一口を頬張る。
「ふん」
飲み込もうとしてもぼそぼそしていて嚥下し難い。彼女はビールで強引に流し込む。げふっとげっぷをすると飲み終えたビールの缶を軽く握り潰して抛り投げた。
「あー、何か美味い物でも喰いてぇなぁ……」
ぽつりと呟かれた言葉に、
「……珍しい」
女は眼を丸くした。
「悪いかよ。あたしだってそう思う時ぐらいあるさ」
妙にしおらしく応える彼女。
「ふぅん……」
女は少し考え込むように口を噤み、彼女を見詰める。
「何だ?」
何じろじろ見てるんだよ、と彼女は女を睨む。
「じゃあ、何か買って来てあげようか」
女の意外な言葉に、今度は彼女が眼を丸くする。
「……如何云う風の吹き回しだ?」
「ま、私も偶には違う物を食べたいって事」
何時もこの固形食ばっかりじゃ厭きるし、と彼女の口許に付着している固形食の滓を指で拭い取る。
「で、何が食べたい?」
「何って……」
彼女は改めて、自分が何を食べたいのか考えるが──
「解んない」
何も思い浮かばなかった。
「貴女ね、」女は呆れた視線を彼女に向ける。「……良いわ、私が適当に見繕って買って来てあげる」
云うなり女は席を立ち、その場を立ち去ろうとすると、ぐいっと腕を掴まれた。
「まだ何かあるの」
振り向かずに彼女に訊ねると、
「……やっぱいい」
彼女の少し沈んだ声が聴こえてきた。
「如何して?」
美味しい物が食べたいんでしょ、と訊き返すと、
「別に、其処までしてくれなくて良いよ」
と、不意に腰に重みが掛かった。女が振り向くと、彼女が寄り掛かるように額を押し付けていた。女は軽く溜め息を吐き、
「そう、解ったわ」
抱き締めるように彼女の頭に腕を回した。



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